【北九ウォーク】3年生 長崎街道ウォーク

3年生は長崎街道ウォークを行いました。今回歩く長崎街道とは、江戸時代につくられた脇街道の一つで、小倉の常盤橋から長崎の肥前国まで続く、全長約228 kmにもなる路線です。3年生は、その中でも木屋瀬から小倉までの約25kmを歩きました。木屋瀬の須賀公園に集合し、出発式をした後、班ごとにスタートしました。

長崎街道にゆかりのある木屋瀬宿記念館や立場茶屋銀杏屋などの宿場や休憩所を通りながら、昼食場所である黒崎の曲里の松並木公園に向かいました。

昼食をとり、ゴールの小倉城に向けて出発しました。だんだんと足が重くなって、体も心もきつくなってきましたが、それでも同じ班の友達と励まし合いながらなんとか一歩一歩、必死に歩きました。

そして、ようやくゴール!ゴールした後はぐったりした表情を浮かべる3年生。朝から歩いてきたこの25kmの過酷さがうかがえました。…かと思えば、数分後には鬼ごっこを始める生徒も!最後は解散式をして、学年みんなで集合写真を撮って解散しました。

今回は参加者全員に感想文を書いてもらいました。ここでは、生徒の感想を、一部抜粋して紹介します。
〇道の途中途中に、長崎街道についての看板や、ちょうちんなどの歴史を感じさせるものがたくさんありました。何年もたっても後世に残されているということは、長い間北九州の人々に親しまれ、それだけ重要な役割を果たしていた街道なんだなと感じました。
〇私たちが歩いた距離は25キロ、長崎街道全体は約228キロ。私たちは長崎街道の9分の1を歩いただけにすぎないが、足が痛くなった。普段の生活をありがたく感じた。
〇私はこの班のメンバーでとても良かったと思った。みんなそれぞれ違う優しさがありとても楽しくゴールができた。

ほとんどの生徒が、最後は「きつかった」より「楽しかった」と書いていました。きついことを乗り越えた後に楽しさが待っていることを改めて感じた長崎街道ウォークだったようです。