校長
大峯 一純

 平成12年に開校しました本校は、お陰様をもちまして、本年度、学校創立20周年を迎えることになりました。開校以来、教育理念として古殿吉彦初代校長の言葉「人生はいつも 新しき挑戦の連続 そして 未見の我の発見の旅」を標榜し、将来をたくましく生き抜き、リーダーとして新たな社会の構築に資する人間の育成に邁進しているところです。
 これまで本校を支え、見守っていただいております保護者・地域の皆様、関係者の皆様方に対し、衷心より厚く御礼申し上げます。

 さて、近年、我が国では、少子高齢化、高度情報化等をはじめとする諸課題が山積しており、政治経済、国際関係等もめまぐるしく変化し、それらを受けて教育改革のスピードもきわめて速く、学習指導要領の改訂、「特別の教科 道徳の取組の推進」「英語教育の改善・充実」「大学入試制度の改革」等、枚挙に暇のない状況となっております。また、もとより中学生期(青年期前期)という揺れ動く成長段階において、高い学力や教養、たくましい体力を身につけ、充実した学校生活を過ごすことは、いつの時代にあっても生徒・保護者の切実なる願いでありましょう。
 まだ若い学校ではありますが、本校はそのような様々なニーズに真摯に、そして確実に応えながら、一歩一歩着実に前進してまいりました。
 現在、生徒たちのねばり強い学習、深い授業研究とその実践等が功を奏し、学校全体の学力は飛躍的に向上しております。「K点突破!」を教育活動の合言葉に、生徒たちは心の限界点を自分で決めることなく、失敗を恐れず、思い切って様々なことにチャレンジし続け、その結果、高い進学実績を保持し、さらなる躍進を大いに期待できる状況にもなりました。
 さらに、本校では、生徒の学習活動に特色ある体験学習をふんだんに、しかも系統的に取り入れています。この特筆すべき教育プログラムによって、生徒たちの日々の学校生活は活気に満ち溢れ、教師と生徒、生徒どうしの信頼も深まり、それぞれの良好な関係が築かれています。これは、これからの時代を生きていく生徒たちに最も必要となるであろう、主体性、自主性、表現力、応用力、協働力等を身につけさせ、自分自身の将来をたくましく切り拓いていく素地を磨く貴重な取組ともなっております。

 今後も教育活動のたゆまぬ工夫改善をもとに、学ぶ楽しさを感じさせ、豊かな人間性を育みながら、将来の大学選択・職業選択までを展望しつつ、難関私立高校をはじめ、公立トップ校、第一志望校の門を突破できる生徒を分厚く育ててまいる所存です。
 子育ての難しい、しかし大きな成長の可能性を秘めているこの大切な時期に、生徒の人間性の伸長と個性の開花のために、教職員一同、使命感に燃えて、全力で取り組んでまいります。皆様、どうぞご期待ください。