第11回AED講習会

第11回AED講習会本番
いよいよ、1年生と2年生が合流をする本番の日がやってきました。
この日に向けて、それぞれの学年で事前学習を行ってきましたので、1年生と2年生が合流する本番は期待が高まります。
今年も盛りだくさんの内容でした。その様子が少しでも伝われば幸いです。

講師は、救急救命九州研修所の郡山一明先生をはじめ北九州市消防局の方々、八幡東消防署高見出張所の方々、春の町消防団の方々です。
今年もたくさんの先生方にお越しいただきました(写真は一部の先生方の撮影になっています)。
開講式後、郡山先生が1年生に様々な声かけをされました。
写真は、運動部の生徒に出身地などを聞いている場面です。
緊張した1年生でしたが表情が和らぎました。

ビブスを着ているのが2年生です。
各班に分かれる指示をしています。
大切な人形の取り扱いについて、2年生は言葉と動作で1年生に伝えていました。
事前学習で学んだこと「伝える手段(言葉・動作・文字など)」を活かしていました。
1年生の“学び手の姿勢”も良かったです。

心臓マッサージを行う時の姿勢のポイントを、2年生が動作で見せて1年生に教えています。
2年生の真剣さが1年生に伝わっています。
肺に呼吸を送り込むことができているか、1年生の動きと人形の胸の動きを2年生が自分の目で見て確認をしています。

講師の先生方が各班に入り、流れのポイントの確認をしてくださいました。
もし、倒れている人を見つけたら「大丈夫ですか?誰か来てください!」と助けを求め周囲の協力を得たり、様々な場面を想定したお話があったりするなど、各班熱心にご指導をいただきました。

郡山先生は、2年生に心肺蘇生の技術を1年生に教える上で最も大切なことは「伝える心」であり、これが九国付中の伝統であると熱心にお話をしてくださいました。2年生はこの伝統を引き継ぐために一生懸命に、言葉や動作で1年生に教えました。合言葉はWe are teammates!です。

上の写真は、講習会を終えて、1年生の代表者が消防の先生より修了証をいただいているところです。ビブスを着た2年生がそれをしっかり見届けています。そして、講習会の係、1年生の7名です。開講式や閉講式の司会進行を務めたり当日早朝の会場準備を行ったりしました。係も立派にやり遂げました。

 閉講式後、2年生は郡山先生と会話をしたり握手をしたりしました。今年も熱いAED講習会となりました。2年生、よく頑張りました。

 最後に、講師の先生方へ、お礼を言いたいと思います。お忙しい中、講師の郡山先生、北九州市消防局の方々、八幡東消防署高見出張所の方々、春の町消防団の方々、たくさんの先生方にお世話になりました。また、事前学習から本番にかけて、講習会に必要な人形やAED機器などの道具もお運びいただきました。
 本当にありがとうございました。
 また、来年度の講習会に向けて、九国付中一丸となって、講習会で学んだことを活かして前進していくことができるよう、頑張ってまいります。