【1年生】大学体験教室①

10月15日(月)に1年生は、戸畑にある九州工業大学を訪問し、大学の先生の授業を受けました。
最初に、基礎科学研究系の中尾教授のお話を聞きました。
その中で、小学校でも習う(速さ・時間・距離を計算するための)「はじきの法則」は忘れてくださいというお話がありました。
公式は丸暗記しても意味がなく、知っている知識を利用して「何とか手繰り寄せる力」が大切だということでした。
具体的に「πが3.14といことを忘れたらどうするか」などを考えました。
また、タイムマシンの話もあり、生徒は物理的な興味を持ったようでした。

次に、機械知能工学研究系の黒島准教授が九州工業大学の説明をしてくださいました。
身近な場所にある九州工業大学が100年を超える歴史があること、教育が厳しい分、大企業から信頼され就職に強いこと、九州工業大学には様々な学科があり、多様な研究が行われていることなどの説明がありました。

午後には、基礎科学研究系の藤田教授が「正多面体のはなし―折り紙でいろいろな立体をつくろう―」というタイトルで授業をしてくださいました。
折り紙でできたユニットを組み合わせて、立方体や両三角錐をつくりました。
みんなで協力しながら楽しそうに取り組んでいました。
また、正多面体について数学的な話もありました。

今回は、大学体験教室の第一弾として理系分野の九州工業大学を訪問しました。
大学の先生方のお話を普段聞くことがないので、生徒にとってとてもいい経験になったと思います。
九州工業大学の先生方、また職員のみなさまありがとうございました。
3学期には第二弾として文系分野の九州国際大学を訪問します。