研究授業⑦

1年生の体育・バドミントンの授業、男女混合4人ずつの班を作り、制限時間60秒でラリーをして、1つの班を学級の代表として選ぶことにしました。

あらかじめ体育の授業で、ラリーが続いた回数を記録しています。
今日は、数学の先生の指示で、これをヒストグラムや度数分布多角形に表しました。

ところが、表やグラフの形だけでは、どの班が代表にふさわしいかが見えてきません。
そこで、代表値を求めて、それぞれの班を比べることにしました。

生徒からは、中央値・最頻値・平均値のいずれもが高い「4班」を推す声が多く出されました。
ところが先生は、「確かにそうだけど…」と言いながら、「1班」のヒストグラムを写します。

「『1班』は『4班』より20回未満だった回数が少ないので、ある程度ラリーが続くと期待できるかも? このように見方を変えると、どの班も代表になれるチャンスがあると思います。これからも頑張って練習していきましょう。」

するとここで、体育の先生が登場。
動画を使って、バドミントン部員の動きと他の人の動きを比べてみると、足の位置や体の向きなどの違いが見えてきました。このようなことに気をつけながら練習していけば、どの班もラリーが上手になっていくことでしょう。