どの授業でもICTフル活用
1人1台タブレット端末
Microsoft 365
Microsoft 365を導入し、Teamsを使った連絡や行事・授業の配信、メール、動画の視聴など、日々の生活の様々な場面で活用しています。チャット機能で個別の相談・質問なども行っています。
ロイロノート・スクール
iPadとの親和性が高く、生活の記録や小テスト、KTN、課題の配布・提出など、あらゆる場面で活用されています。共同作業も行ことができ、考える力を引き上げるツールとして、どの授業でも積極的に使われています。
プロジェクター型電子黒板
全教室にプロジェクターを設置
板書の時間が短縮でき、じっくりと考えることができる時間が増えます。絵や図、動画などを大きな画面に映し出すことで内容が分かりやすく、前を向いて授業に集中できます。また、生徒がいろいろな体験をプレゼン形式で発表する際にもこの電子黒板を利用しています。
「求む」クラス・「究む」クラス
すべての生徒が学力・人間力を伸ばすことを基本に据えて授業や体験学習に取り組んでいますので、いわゆる「習熟度クラス」のような成績によるホームルームは編成しません。しかし、理解度や処理能力に個人差が出てくる英語・数学では、1年生の2学期から「求む」クラス・「究む」クラスに分かれ、それぞれ、よりハイレベルの学力を目指して授業を行います。
「求む」クラス:中学生として高いレベルのコミュニケーション力・問題解決力を求めて学ぶクラス
「究む」クラス:それを高校生にひけをとらないレベルにまで究めようと学び続けるクラス
アクティブトライ(ACT)/パーフェクトトライ(PET)
学力は人間力の一環として位置づけ、総合的に伸張を図るという考え方で指導にあたっています。
①ACT<定期考査で実施>
試験の主な内容は以下の通りです。
国語…一定の文章を聞き、その要旨をまとめ、自分の意見をまとめる。
英語…ネイティブと会話する。自分の考えを英語で表現する。
数学…思考の過程を論理的に表現する。
社会・理科…資料を読み取ったり、実験を行ったりして、レポートを作成する。
②PET<各学期末に実施>
暗記を軽視しません。必要な基礎知識を徹底的にマスターすることを追求します。
5教科で100問テストのような形で実施し、積み残した部分は、補講や宿題などで身につけさせます。
KTNで家庭学習の定着
九国の伝統に「K点突破ノート」という宿題があります。毎日、国・数・英の宿題が出され、それに取り組むことで自然に家庭学習が定着します。九国生には「KTN」と呼ばれて親しまれています。iPadを使うようになり、形を変えて今も学力の基礎を支える宿題として、毎日取り組んでいます。
放課後講座・プレップテスト
3年生の11月からは、希望者を対象とした放課後講座を行います。分野・領域ごとに講座が設けられるので、不得意な部分を重点的に学習することができます。2月からは、公立高校受検者を対象としたプレップテスト(preparatory test)で、記述式の答案の書き方を中心に、入試直前の学力の総まとめを図ります。
三冠王・準2トリプルクリア
英検等の検定は履歴書等に記載できる資格であることにとどまらず、どの程度まで学習できているかを示すバロメーターにもなります。英検・漢検・数検3つの検定を学習の柱に据え、生徒全員が、3つの検定全てで中学卒業レベルに相当する3級に合格することを目指します(三冠王)。また、複数の検定で高校過程の能力を要する準2級や2級以上の合格を目指す「準2トリプルクリア」への挑戦も支援します。
「授業こそ生命」を実践するために
自己満足、それはすべてをストップさせます。先生と生徒がともに切瑳琢磨していく塾的精神を持った環境こそ、真に伸びる学校です。生徒だけでなく、先生も学びつつあるひとりの人間として、研修に真撃に取り組みます。
《授業アンケー卜》
授業アンケー卜では、生徒は自分の評価と先生の評価をします。教員は、結果を反省しながら、マンネリに陥らない、生き生きとした授業を心がけます。また、生徒にとっても自分の授業態度を振り返る機会にしています。
《授業研修制度》
全ての教員が年1回、研究授業に取り組みます。授業後は「自己評価記録表」「参観者評価記録表」を作成し、互いの授業力を磨きます。中学校は教科担任制ですが専門外の教科の授業も参観しあい、興味を引く授業、中身の濃い授業、力がつく授業を追究します。