研究授業⑥

1年生の授業、この日は社会科と家庭科の先生が一緒になって授業を行いました。

平安時代の貴族、和歌を詠んだり蹴鞠(けまり)をしたりなど優雅に暮らしていたイメージがありますが、体格が小さく平均寿命が短いという事実、今の時代の私たちからみると、あまりHAPPYとは思えない暮らしのようでした。
どうしてそうなったのか、社会科の先生が「足りない」「重たい」「不規則」「臭い」の4つのキーワードを出して、当時の食事・着物・睡眠時間・入浴などの生活の実態を話しました。

すると、家庭科の先生が、現代の知識をもとに当時の生活を分析、「タンパク質が足りない食事」「着物が重たいので体を動かさずに運動不足」「不規則な就寝時間による生活リズムの乱れ」「入浴回数が少ないことで起こる皮膚病」などを示し、当時の生活の問題点を示しました。

でもここには、今の時代の私たちの暮らしにも通じるものがあります。
授業の最後は「今日から出来そうなこと」を1つ自分で考えて、ロイロノートで提出しました。