AED講習会

4月21日(土)の午前中にAED講習会の本番が行われました。
この講習会本番に向けて、これまで1年生と2年生はそれぞれ事前学習を行ってきました。
この日は1年生と2年生が合流してそれぞれ学習してきたことを発揮する日です。
講師は、救急救命九州研修所の郡山先生と松岡先生、八幡東消防局の14名の先生方をお招きして行われました。

上の写真が郡山先生です。
下の写真は、郡山先生と松岡先生、森下先生をはじめ八幡東消防署の先生方です。
また、こちらの写真には写っていませんが、春の町消防団の方々や昨年の講習会でお世話になった水上先生・神田先生・水原先生も来て下さいました。
写真にある“AED講習会”は一文字ずつ教員が、“We are Teammates!”は講習会の合言葉で一文字ずつ子どもたちが書きました。

講習会のはじめに、東日本大震災直後の様子や救急の方々の復興のための様々な活動がスライドとともにお話がありました。

震災から7年が経ちますが、復興までには時間と様々な支援が必要であることのお話がありました。
“私たちにできることは何か”を考える時間となりました。

ビブスを着ているのは2年生です。

実は、この日のために放課後に自主的に残って練習を重ねてきた生徒も多くいました。
その成果を発揮するときです。

制服を着て写っている写真が、放課後に居残って練習をしている様子です。

2年生の小田君と山口さんが中心となって講習会が動き出しました。
2年生が1年生を前にして奮闘している様子です。

2年生は、1年生に優しく声をかけ、真剣な顔つきで接していました。

1年生の講習会の感想文に、
はじめは、「大丈夫ですか?」と大きな声を出すのは恥ずかしかったけど、2年生が真剣な顔をして一生懸命に教えてくれたので私も真剣に取り組むことができました。
という文章がありました。これは、2年生の気持ちが1年生に伝わっている証です。
2年生のみなさん、本当によく頑張りました。

講習会本番は、保護者の方も数名参観されました。

上の写真は、ほんの一部分ですが、保護者の方々が参観されている様子です。
下の写真は、講習会で使った人形とAED機器、毛布です。
今回は1年生の人数に合わせて、北九州消防局の方々が、20セット届けてくださいました。
様々なご協力のおかげで、この講習会を行うことができています。
感謝の気持ちでいっぱいです。

この15名は、AED講習会の係のみなさんです。

朝の会場作りと開講式・閉講式の運営を行いました。
写真の“We are Teammates!”の合言葉を書いたのもこのメンバーです。
We are Teammatesとは、①共通の目的、②役割分担、③相互依存(助け合い)です。
1年生のみなさん、講習会はまだ終わっていません。
大事なのはこれからです。
講習会で学んだ心を、これからの生活の中で活かしてほしいと願っています。

最後に、郡山先生、松岡先生、八幡東消防署の先生方、お忙しい中、先生方とともに貴重な経験をさせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
先生方から教えていただいたことを大切に、九国付中一丸となってより良い学校生活を目指します。
本当にありがとうございました。