研究授業⑪

3年生の家庭科、我が国の食料自給率をテーマに学習します。

食料自給率が実際にどれくらいかを確かめるため、新聞の折り込み広告を使います。
広告をよく見ると生鮮食品には産地が記されています。
それを一つ一つ国内産と外国産に分けて数え、自給率を計算しました。

各班で調べた結果、自給率についておよその傾向が出てきました。
しかし、実際の統計よりも数値が大きくなっています。
そこで、その理由をグループで話し合い、発表しました。

 ●国産志向の人が多いので、広告に国産のものをたくさん載せると関心をもってもらえる。
 ●宮崎県産のように近隣の県の物をたくさん持ってきて、地産地消を意識している。
生徒たちからは、消費者目線の意見が多く出てきました。

それ以外の理由はなかなか思い当たらなかったのですが
●生鮮食品には旬があり、この時期は柿・みかん・リンゴなど比較的国内産のものが多く掲載されるなど季節が影響している。
●加工食品や家畜のえさなどは輸入品が多く使われている。
など、先生の話を聞いて納得できました。