九州国際大学付属中学校

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2016年06月15日 水曜日|カテゴリー: 行事

研究授業③

2年生の体育の授業、この日はマット運動の2回目です。
授業は、本物の体操競技で使うマットの上で行われます。
この床はクッションがしっかり効くため、普通のマットと比べて感じる痛みが随分小さいのが特徴です。
そのせいか、みんな思い切って技に挑戦していました。

はじめに、プロジェクターを使って今日のめあてを確認してから準備運動。
マット運動は、特に念入りに準備運動するのが大事です。
体が硬い人がいると、先生がサポートをしていました。



ここからが今日の本番。前回に続いて、前転系・後転系のいろいろな技に挑みます。
普通の前転や開脚前転はまずまず出来ているようですが、伸膝前転や後転系になると多くの人が苦戦しています。
そのとき先生は、「マットやロイター板を使うと上手くいくよ。まずそれを使って、上手にできる感覚をつかんでごらん。」とアドバイス。
すると、上手く出来ない生徒たちが、マットやロイター板を使って、技に挑戦し始めました。



そして技の発表会。
練習の成果を披露しあいます。
さっきまで苦戦していた人が成功すると、生徒たちから自然に拍手が起きました。



授業の終わりは、「出来たかどうか」「出来具合はどうか」「自分で気付いたこと」「友達からアドバイスされたこと」をプリントにまとめました。



【参観した先生の感想】
○限られた時間の中で生徒に達成感を与えるのが難しいマット運動で、ひたむきに努力し、出来る喜びを感じた生徒が多くいたように思う。今回だけでなく、引き続き見たくなる授業だった。
 ○生徒が練習している様子を目ざとく見つけ、上達した生徒を褒めたり、みんなの前で披露させたりと、生徒一人一人が主役になれる場面があって、とてもよかったと思います。