九州国際大学付属中学校

トピックストップ

月間記事リスト

2016年05月20日 金曜日|カテゴリー: 行事

教科別研修会

中間考査の午後、先生たちは教科毎に分かれて研修会を行いました。
最近、「大学入試改革」や「アクティブ・ラーニング」等の言葉がよく聞かれますが、時代によって求められる学力や指導は変化していきます。
このような動きをしっかり理解し、日々の指導に生かしていくことが大事です。

この日は、大学入試センター試験、公立高校入試、全国学力調査等の問題から、最近の教育の流れについて考えました。その一部を紹介します。

【国語】
「融合」問題を多く見かけるようになった。現代文の中に短歌や漢文の一節が入った高校入試問題がある。大学入試改革でも、複数の教科が融合した問題が出題される方向である。

【数学】
物事を数学の土俵にのせて考えようとする力が大事。統計分野でも関数分野でもグラフを通して考えたり処理したりする力も大事だ。

【社会】
授業で、「なぜそうなるのか?」ということを考えたり話し合ったりする「探究」活動が大事になってきた。

【理科】
グラフや作図に関する問題が微増している。新課程と旧課程の教科書を比較してみると用語や実験器具などのマイナーチェンジが見られる。

20160520.jpg


また、保健体育科と家庭科、養護教諭の先生でグループを作り、生活習慣・運動習慣・体力向上について話し合いました。
今回は、生徒の実態を理解するためのアンケートについて考えました。

英語の先生は、付属高校の先生と一緒に「『英語教育推進リーダー』中央研修会」の伝達講習を受けました。これについては改めてお知らせします。