2015年11月26日 木曜日|カテゴリー:
行事
【数学(2年)】「カレンダーの秘密をみつけよう」
黒板に映し出されたプロジェクターの画面から、授業が始まりました。
最初に「横に並んだ3つの数」、次に「縦に並んだ3つの数」、最後に「斜めに並んだ3つの数」に注目し、そこにどのような規則があるかに気付き、それを証明します。
この日の授業では、生徒がノートに書いた証明を、先生がタブレットパソコンのカメラで撮影、教室のプロジェクターを使って、みんなの前で紹介しました。黒板に書くのとは違い、みんなで、たくさんの生徒の証明を、短い時間で確認できました。
おかげで、最初は苦労していた生徒も、最後の問題では、しっかり自分で書くことができました。
《参観した先生の感想》
カレンダーから数の規則性をみつける場面、なかなか生徒から意見が出てこないのを見ると、先生が考えるよりも、ずっと難しいことなのだなと思いました。証明を書くことも大事ですが、規則性をみつけるトレーニングをする必要もあるなと感じました。
どんなに社会や技術が進歩しても、規則をみつける等の知的な能力は、自分で学びとるしかありません。そのような力をつけるには、友だちと意見を交換したり、先生から大事なポイントを教わったりしながら問題解決に取り組むことが大事です。
『不易と流行』という言葉があります。タブレットやプロジェクターを使って効果的に学習する"流行"と、自分で規則を見つけ出す能力を高めるという"不易"、本校ではこの両方を大事にしながら、授業づくりに努めています。