研究授業③

3年生の社会科の授業、身近な話題を通して社会生活について学びます、
「文化祭でたこ焼き屋の模擬店をすることになった5人グループの店番シフトを考えよう」というのがテーマです。
今週末、本校では付属高校と合同で文化祭が開かれます。中学生も高校生の模擬店巡りをする時間があるので、3年生にとってはとても身近なテーマです。

「カズ」「のっち」「のぞん」「さっちー」「くーちゃん」の5人が登場するお話、生徒はそのいずれかの人物の役を担い話し合っていきます。5人それぞれに仕事や都合があるので、誰がどの時間帯を担当すればよいか、意外に簡単には決まりません。

いろいろと工夫しながら情報をまとめていきます。そして、5人の意見が通る、お店が円滑に動く、誰かに仕事が偏らない等、グループ毎に約束事を作って店番のシフトを考えました。

グループの中で誰かがリーダーとなって話を進める一方、別の人が修正したり改善したりする発言をする、実際に対立した意見を調整しながら合意を導きだす過程を体験しました。その過程では、誰もが納得できるよう公正であることや、いかに効率よく結論を出すかということにも触れました。

この日は、たこ焼き屋さんの店番を通して、社会生活を送っていく上で大事なことを学びました。