小倉織絣入帯入選&受賞

本校美術家教員の遠藤聡子先生の小倉織絣入帯が入選・受賞いたしました。
日本伝統工芸染織展において「山紫水明」入選、西部伝統工芸展において「牡丹雪」KAB熊本朝日放送賞を受賞されました。
遠藤先生は、本校で美術を指導するかたわら、ご自身で小倉織について日々研鑽を積まれている先生です。
遠藤先生は、一昨年、昨年も入選や受賞をされています。
先生の日々熱心な取り組みがこのような形となり、本校にとっても大変嬉しく思っています。

今回の入選・受賞作品です。先生が作品に込められた思いとともにご覧ください。

「雪の気配がして朝日の昇る前に目が覚めたことがあった。窓を開けると凛とした冷たさと、雪と朝と夜が混じり合う不思議な色の世界が広がっていて、いつかこの景色を形にしたいと思っていた。時を経て、昨年採れた小さなラピスラズリのようなクサギの実を染めてできた色を手に入れたとき、あのときの景色が表現できるかも、と思って作ったのがこの作品です。」

遠藤先生、おめでとうございます。
また、先生に伺ったところ、この作品は次の日程・場所で展示されるということです。
お時間がありましたら、みなさんも是非見に行かれてください。

○日本伝統工芸染職展 6月6日(水)~11日(月)岩田屋本店
  小倉織絣入帯「山紫水明」入選

○西部伝統工芸展 6月5日(火)~10日(日)福岡三越
  小倉織絣入帯「牡丹雪」KAB熊本朝日放送賞受賞