AED講習会1年生事前学習①

 4月21日(土)に行われるAED講習会に向けて、1・2年生それぞれの学年で事前学習が行われています。
九国付中のAED講習会は、救急救命九州研究所の郡山一明先生と北九州市消防局の方々をお招きして、2年生が中心となって、心肺蘇生における知識や技術を1年生に教えるものです。
また、2年生が1年生とかかわって単に知識や技術を教えるだけでなく、2年生が九国付中生としての心を教えるという伝統行事です。

写真は昨年の講習会本番の写真です。
ビブスを着用しているのは2年生(現3年生)で、人工呼吸をしているのは1年生(現2年生)です。
2年生は、昨年学んだことを活かして1年生に教えます。

4月12日(木)7時間目に、校長講話(事前学習①)が行われました。

校長先生からは、1年生に「入学して6日目の登校となりますが、元気に過ごせていますか?」、「昨日は何時に寝ましたか?」、「九国付中のAED講習会は伝統行事ですから、一生懸命に頑張ってください。」というように、様々な声かけがありました。
また、校長先生の実体験をもとに、AEDについて学ぶことの大切さを考える時間となりました。

1年生の感想文を一部紹介します。
・校長先生が大きな声で「助けて!」と言っていた時に私は本当に自分の目の前で人が倒れたら“こんな声が出せるかな”と思いました。だから、講習会では真剣に学びたいと思います。

・東日本大震災や、熊本地震などのような自然災害がこれから起こるかもしれないと思いながら、自分自身と仲間を守ることができるように講習会に臨みたいです。被災地への援助は継続的に行うことも大切であり“私にできることは何か”を考えたいです。

・いつ何が起こるかわからないので、時間を大切にしたいと思いました。その中で、人を助けることがあったら、何があってもその人を助けたいです。周囲の人にも手伝ってもらって、人を助けられる人間になりたいです。

・講習会当日は、二年生の先輩方、先生方の話をしっかり聞いて、学んで、自分から行動できるようになりたいです。

21日(土)の講習会本番は、保護者の方の参観が可能です。
お時間がございましたら、1・2年生の奮闘ぶりをご覧ください。
講習会は、第2体育館にて、9時半~12時まで行います。
ご来校の際は、上履きをご持参下さい。

21日(土)に向けて、1年生は引き続き、事前学習②・③を行います。
様々な取り組みを通して、いのちに対する様々な考えを広め、深めていきたいと思います。